大家さんの気配を消す

大家さんが見える物件は嫌われる
不動産投資家向けの書籍やセミナー等で大家さんが、入居者にプレゼントを渡したり積極的にコミュニケーションをとる事が勧められているケースがあります。
これはたまたまうまく言ったケースがあるか、入居者が気を遣ってくれて好意的なフリをしてくれているだけである可能性が高いので注意が必要です。
よくよく考えてみてください。自分が若い頃に住んでいたアパートで同じような事をされたら気分がいいでしょうか?むしろ面倒に感じるはずです。
特にオーナー住戸が一体になっている物件は猶更注意が必要です。絶えずオーナーに見られていると思われるとそれが原因で引っ越しをされてしまうケースがあるからです。
入居者属性を単身男性、単身女性、ファミリー向けにそれぞれにわけて、当事者がどのように接してもらうのがうれしく思っているのかを整理しておきます。
簡単に言うと「余計なコミュニケーションはいらない」というのが本音です。
単身男性向け:
尊重とプライバシーの確保が大切です。単身男性の入居者は通常、独自のライフスタイルやプライバシーを尊重されることを望んでいます。以下の点に注意しましょう。
適度な距離を保つ: 入居者のプライバシーを尊重し、必要以上に近寄らないようにしましょう。入居者が自分の空間を持てることは大切です。
要請を尊重: 入居者が何かを要請した場合、できる限り対応しましょう。ただし、入居者に無理な要求をしないように注意しましょう。
適切なタイミング: コミュニケーションを取る際に、入居者のスケジュールや都合を尊重しましょう。急な訪問は避け、事前に予約を入れることを心がけましょう。
単身女性向け:
女性の入居者はセキュリティと快適さを重視します。彼女たちの安心感を損なわないように以下のポイントに注意しましょう。
セキュリティ対策: 物件のセキュリティに配慮し、防犯対策を強化しましょう。また、女性入居者が夜間に帰宅する際にも安全な環境を提供しましょう。
緊急時のサポート: 緊急時の連絡手段を提供し、入居者が安心して暮らせるようサポートしましょう。緊急の問題には迅速に対応しましょう。
コミュニケーションの配慮: コミュニケーションを取る際には、女性入居者の快適さを考慮し、尊重しましょう。無理な干渉を避け、必要なときにサポートを提供しましょう。
ファミリー向け:
ファミリー入居者は安全性と快適さを求めます。家族のニーズに配慮し、以下の点に注意しましょう。
安全な環境: 物件周辺の安全性に配慮し、子供たちが安心して遊べるスペースや施設を提供しましょう。セキュリティの向上にも努力しましょう。
ファミリー向け設備: 物件内にファミリー向けの設備やアメニティを整えましょう。子供用の遊び場や家族向けの共用スペースがあると評価されます。
プライバシーの尊重: 入居者のプライバシーを尊重し、家族が自分の空間でリラックスできるようにしましょう。ファミリーにはプライバシーが大切です。
以上の注意点を守りながら、入居者とのコミュニケーションを取ることで、良好な入居者関係を築くことができます。プライバシーと安心感を重視しつつ、入居者のニーズに応えることが成功の鍵です。
大家さんがアピールするのは金銭で
このような整理をしていくなかで大家さんとしてアピールするのは一定のコストをかけた、管理面での環境整備等になります。
そのため、お金がかかるものでしか基本的にはアピールできないと考えておいたほうがいいです。共有部の清掃等も管理会社にしっかりやらせるなどのコストがかかります。
また、優良な入居者に関しては更新料を免除するなどの具体的な金銭支援の方が喜ばれます。入居者とのコミュニケーションが独善的にならないようにしましょう。
