洗濯機置き場問題の解決

室内に洗濯機置き場が無い物件
不動産投資物件において1Rや1Kの物件だけではなく、時にはファミリー向けの物件でも洗濯機置き場がベランダにあったり、コインランドリーが共有部にあって洗濯機置き場の無い物件があります。
そういった物件はやはり利便性に欠けるので、事務所仕様ではない限りは室内への洗濯機置き場の設置をおすすめしています。
洗濯機置き場を室内に置くにあたっては以下の3点が必要になります。
- 電源:洗濯機を動かす上での電源が必要になります。
- 給水:洗濯機に補給する給水蛇口が必要になります。
- 排水:洗濯機の排水を流す排水口が必要になります。
これら3点を満たすベストな場所はどこでしょうか?正解は「キッチンの隣」です。1Rや1Kの場合、ミニキッチンが設置されているケースが多く、ミニキッチンの照明や電気コンロの電源が近くにあるため電源も取りやすいです。
当然ですが、キッチンには給水も排水もあるため、②・③の給排水の条件もクリアします。
キッチン脇に洗濯機置き場を設置 *Before

こちらの物件はキッチン脇にスペースがあったため、キッチン交換によりキッチン脇のスペースを広く確保し、そこに洗濯機置き場を設置する事にしました。
洗濯機に必要な給水はキッチン壁裏をふかして、給水経路を確保します。排水に関してはキッチン脇に穴をあけてキッチンの排水と統合します。
キッチン脇に洗濯機置き場を設置 *After

この物件の場合はキッチンも同時に交換したのでだいぶ印象が変わりました。特にキッチン脇に袖壁を作る事が出来たので、洗濯機置き場の見た目の独立性もうまく保つことができました。
洗濯機置き場問題をやっつける *Before

室内洗濯機置き場の物件に洗濯機置き場を設置する際には、通常ミニキッチンの横に設置するのが王道です。排水と給水と電気の3点を効率的に取れるのがミニキッチンの脇だからです。
では、こちらの物件のようにミニキッチンの横に通路がある場合はどうすべきか?非常に悩みます。思い切って3点ユニットバスの脇まで持ってくる案も検討しましたが、給排水をユニットバスにつなぐのはユニットバスを交換しない限り施工難度がとても高いです。
洗濯機置き場問題をやっつける *After

そこで、上の写真のようにミニキッチンのシンク脇に洗濯パンが入る商品を選定しました。こちらの洗濯機の上にIHミニコンロが設置できるようになっています。
小さい洗濯機が設置されているタイプのミニキッチンもありますが、その商品は小さい洗濯機のため毎日洗濯をする人には良いのですが、洗濯を数日に分けて行う方には物足りないケースが多かったので、こちらの全自動のスリムタイプの洗濯機が置ける機種を選びました。
まず、1R物件でミニキッチンのある部屋を選ぶ層の入居者は本格的な料理をするケースはほとんどないと思って部屋の設計を考えるべきです。
スペースが限られている物件ではまず引き算で設計を考えるべきです。
ここで、「このキッチンだとまともに料理ができないのでは?」と考えてしまうと大きなキッチンを別に設置して、室内スペースがどんどん食われていきます。
入居者がそれほど重視していない設備に費用をかけても意味がありません。今でもたまに180㎝くらいの大きなキッチンが入っているワンルーム物件がありますが、あれこそスペースの無駄遣い以外の何物でもありません。
